稼働中、走り慣れた道をダラダラ走るだけの時、頭の中は結構ヒマだったりするので…骨伝導ヘッドセットでオーディオブックを流していたりします。
今使った「オーディオブック」という単語は一般名称としての「オーディオブック」で、特定のサービス名としての「audiobook」ではありません。
「audiobook」も数冊スマホに入っていますが、最近聴いているのは「オーディブル」の聞き放題プランですね。
とはいえ自転車乗車中は他の交通(自動車・バイク)などの騒音で幹線道路走行中はまともに聞くことは至難の業。そしてある程度スピードが出ているときや風の強い日の耳元の風切り音が意外と存在感がデカい。
何かいい対策は無い物かと検索してみたら、意外と情報が少ない。
そのなかに気になった情報が。
真意のほどは定かではないが、「自転車乗車中の風切り音が難聴の原因になりうる」といったもの。
たしかに、特に風の強い日などは「イラッ💢」っとくるくらい耳障りといえば耳障りだし、加えて耳に良くないと来たら対策せぬわけにはいかない。
さらに調べてみると、風切り音を低減する事を目的とした製品を発見。
ヘルメットの耳の前側に来るベルトにオブジェクトを取り付けて空気の流れを乱すというか整えるというかするモノ。
しかし見た目と価格が釣り合わないというか…
「自分でありあわせの材料で似たようなものを作れそう」感が強くて、購入する方に自分の背中を押すもうひとりの自分の腕に今一つ力が入らない。
なので取り急ぎありあわせの材料で試作品を作ってみた。
試作品初号機は、バッグの持ち手をまとめるグリップのようなグッズに、ブラシタイプの戸当りテープを貼り付けただけのもの。
装着して実際に走行してみると…
「風切り音は、する。しかし丸腰に比べたら幾分マシ。」といった感じか。
二号機は耳の周り、ヘルメットとベルトで形成される三角地帯を布で覆ってしまうコンセプトで、基本的にその三角地帯を100円のリストバンドで覆っただけ、というもの。実際はヘルメット脱着時にいちいち外れてしまうことが無い様にプラスチックホックを三角地帯のセンター下寄りに配置し、初号機同様にブラシタイプの戸当りテープを前方にあしらってみた。
三角地帯に四角いリストバンド、なのでハミ出した部分の野暮ったさは否めないが、冬だったこともあり遠赤外線リストバンドの生地で耳を覆われているのはアリかナシかでいったら全然アリだったので暖かくなるまではそのまま継続使用。