50歳からのフードデリバリー配達員

あなたは50歳以上ですか? はい/いいえ 

何クエ?からのゴリラ豪雨(ウホウホ!)

とある土曜日、夜稼働スタート。

ドロップ完了操作をすると

「1回の配達を完了しました」

とのポップアップメッセージが。

…何クエ?雨の予報あったっけ?

朝の時点では雨予報は皆無だったので全くのノーマークだったが「tenki.jp」を開くと、

「赤い雲」

が通る予報になっている。

(降雨量によって色分けされていて、赤は雨量が最も激しい)

 

しばらくすると空がビカビカ光ってきた。

ドロップ完了、次のピックに向かうタイミングで降雨開始。

この時、勇気を持ってキャンセルするのが正解だった、と後になって悟るわけですが…

ものの1〜2分で靴の中底までビッチャビチャになるような豪雨。

ピックに到着するも店内に入るのを躊躇(ためら)うほどのズブ濡れ加減!(この時のピック先は個室喫茶の店内奥のカウンターで受け取りなので気を使う)

セームスポンジで拭けるだけ拭いて店内に突入しピック完了。

ドロップ先は、たまプラと鷺沼の間あたり…この荏田南からだと5キロ近くありますけど⁉︎

しかも意外とルートが思いつかずGoogleMaps頼りな状況なのに、雨の水滴のせいでまともにスマホ操作ができないので検証も出来ない…ので最初に出てきた候補ルート通りに進んだら…

車一台通れるかどうかの山の中に引き込まれた!

 

途中通った住宅地で、面白がって雨の中に出てきた子供がとその親が道路の状況を見て「川だね!」「そうだね」なんて会話をしていたが、

その後突入した「山」では、本当に川になっていた!

暗闇に加え雨がライトの光を乱反射するので数メートル先の視界も確保出来ない!

 

下を見ると、濁流が狭い道全体を覆っているので路面が全く見えない!

超スローペースで路面から伝わる感触を頼りに走行可能かどうかを判断しながら前進。

 

 

途中3回、GoogleMapsがグルグル回り出してルートをロストしたものの、不思議なカンが働いて正解のルートに戻ることが出来た。

帰宅後でストラバの軌跡をチェックしてみると、「行き止まり」と「スタート方向に戻る」トラップをうまい具合に回避していた。

大したもんだ、あの時の私!

 

この一件で「赤い雲」が出ている時は勇気を持ってリクエストスルーかオフラインにしよう、という学びを得たのでした。