50歳からのフードデリバリー配達員

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リング錠の意外な盲点…パーキングブレーキとしての側面、パンクチャーの罠、メーカーの盗難補償

フードデリバリー稼働中は「これでもか!」ってくらいリング錠の操作をします。

以前自分がピックする店舗の目の前でリンク錠をかけていたら

「毎回鍵かけてるんですか?」

って聞いてきたどこかの配達員がいたが

真意はわからないがおそらく「いやこの距離でかける必要ないでしょう?」

という意味だったと感じた。

 

自分としては

  • イタズラ半分でも盗難された時のこちらのこうむる時間的物質的機会損失的ダメージ
  • 電アシの盗難補償はカギをかけていないと適用されない
  • 自転車が重いので駐輪時ちょっとした傾斜でもサイドスタンドを起点として動いてしまい転倒してしまうリスク

のでむしろ鍵をかけない理由が見つからないのだ。

 

三番目のパーキングブレーキとしての施錠という側面も大きく、

先日もうっかり油断して戸建てのドロップで施錠せずにインターホンを押して立っていたところ注文者が応答した時に背後でイヤ~な音がしたので振り返ると愛機パスブレイスが勝手に違う方向を向いている最中!

運良く転倒する前に駆け戻り施錠して玄関前に戻ったりましたが、出てきた注文者から開口一番「…自転車大丈夫でした?」とのお言葉をいただきました。

インターホンのカメラは広角なので一部始終が見えていたようです!

 

ちなみに自分が常々不思議に思っていること。

下の写真は以前使っていたパナソニックのものですが、

結構な確率で写真のように空気注入バルブがリング上のカンヌキの行方を阻むことがあります。

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阻むだけなら「チッ!」って舌打ちしてキックスタンドを支点に車輪を少し回して施錠すればいいだけなのですが

バルブに当たったのにスポークに当たったのかと勘違いしてそのまま掠(かす)めるように施錠してしまうと、場合によってはバルブのネジが回って空気が抜けてしまうことがあるので注意が必要です。

 

ただこの毎回施錠、もう一つ問題がありまして、おそらくメーカーの想定する一日の施錠回数をはるかに超えていると思われ、サークル錠本体、鍵の消耗が激しいようです。

 

なのでよっぽど盗難や動き出しのリスクの少ないと思われるシチュエーションであれば施錠をしたくないという側面もあったりします。

 

そこらへんはトレードオフ…いずれにしろ注油を怠らずなるべく摩擦が少ないような施錠を心がけています。

 

ちなみにもし壊れた場合のオフィシャルな修理方法は

サークル錠とバッテリー脱着錠の両取り換え

となってしまい、工賃込みで1万円を超えるようです。

 

バッテリーの脱着鍵とは別になってしまいますが自分で別のサークル錠に付け替えるのもアリだと思いますが、それだと万が一盗難された時メーカー保証が受けられなくなる可能性もあるのでそこは悩みどころです。

とはいえデフォルトのキーが全数3本揃っているのが補償の条件だと思うので

「消耗品として市販のサークル錠に付け替えて乱暴な使い方も厭わない」

方が正解な気もします。