50歳からのフードデリバリー配達員

あなたは50歳以上ですか? はい/いいえ 

ファミレスドアの危険なトラップにご注意!

とあるガストのドロップにて。

路面店ではなく駅前商業ビル内の店舗。

入口が狭く、待機スペースがかなり乏しい。

入店すると狭い通路の両脇に各3席ほどの待機用椅子があり、家族連れによって占拠されていた。

ドアは外開き戸。

外から引いて開けて手を離せば閉まるワケだが何やら嫌な予感。

ふとドアの蝶番側の端を見ると、待機用椅子に座っている幼児がオープン時には少し隙間が空いて閉まると消失する、テコの原理的の作用点になるあの空間に指を滑り込ませているではないか!

問題の幼児に視線を送ると眼が合ってしまった。

彼は無邪気な視線をコチラに送りつつ(口は半開き)、追加で反対側の指、更に足までもその空間に嵌め込んでしまった。

保護者はどした?

隣の隣(子どもは二人いた…結構なことで)にいる母親と思しき人物はもちろんスマホにご執心だ。

声を掛けようか迷ったがこちらの意図を悟ったのか、はたまた偶然か指と足をその空間から抜いたのでその隙にゆっくりとドアをクローズさせて事なきを得た。

ピック完了して戻るとまだそのお子は同じ席に鎮座ましましていたので注意してドアを通過しようとすると後ろから別の配達員がスマホガン見で突進してきた。

仮に彼にドアを預け立ち去ってしまったところで誰も私を責めはしないだろうが、先程のお子の行動を見てしまった以上看過するのに忍びなく、ドアを押さえてスマホガン見配達員を先に行かせて幼児を監視すると案の定虎視眈々とドアオープン時のみ生成される空間を狙っていた。

面倒はゴメンなので母親(と思しき人物)に「すみません、ちょっと坊やを見ててもらっていいですか?」と声をかけたが、「ダイジョブデス〜」とスマホガン見のままテキトーな返答が。

ダメだ…状況に気づいていないようだ。説明するのは面倒のなのでお子を眼力で制止しつつ静かにドアをクローズしてなんとか危機を脱した配達員なのであった。

 

それにしても開き戸に潜むあの危険な空間のことはスッカリ忘れていた。

ウチにはそもそも開き戸は少なく、ごっつい鉄扉は玄関のみ。

子達が幼い頃はそこの鉄扉の例の部分に蛇腹式のガードを取り付けていたことを思い出した。