デイサービスドライバー勤務にて。
ある日のこと、そのコースでは助手席がとある利用者さん(以下「Yさん」)の指定席、みたいな感じになっていたんだけど、
ある日、いつも2列目シートに乗る人がお休みだったのでYさんをその2列目シートに乗せようとしたら「助手席が良い!」って駄々を捏ねられてしまった。
ちなみに助手席が指定席になっているケースは
- かつてよく車を運転していて前席からの車窓が好きなので。
- 耳が遠いので2列目以降だとドライバーとの会話がしづらいので。
- 踏み台を使っても車のフロアの高さまで乗り込むのが困難な場合。
などがある。
「3」の補足説明。
助手席のみ「リフト機能」が付いていて、地面に立った状態からの着座が可能で電動リフトでそのまま車内に乗り込むことが出来る。ただし展開と格納にスペースと時間が必要だし、展開中は急な車の移動も出来なくなるのでドライバー的には出来れば使いたくなかったりするのはナイショの方向で。
合体ロボットが変形時に超電磁バリアーで守られていたり敵が忖度して待機していてくれるというのとは違い、他の交通や他のデイサービスの送迎車も同じくらいの時間帯にやって来たりする事も往々にして少なくないので充分なスペースが無いエリアではできれば使用したくないのだ。
で話戻ってYさんの場合「1」あたりかな?知らんけど。
でそのYさんのもう一つの謎行動が、送迎車が交差点に差し掛かると「左オーライ、左オーライ」と連呼するということ。
交差点の通過が完了するまで壊れたプレイヤーの如く彼の「左オーライ」は延々と続く。
ドライバー目線だともちろん口には出さないが
「いや、『オーライ』かどうかは状況を見てコッチが決めることだから!」
とツッコミを入れたくなってしまう。
そして時々、交差点に差し掛かっても何も言わないことがある。
そんな時は
「…言わねーのかよ!」
と、ツッコミたくなる…もちろん口には出さないが。
そして先日新たな事実が発覚した。
別の曜日にYさんを送迎しているドライバーから聞いた話だが、ある日彼を2列目シートに乗せたときの話で(やはり駄々をこねたらしいが)、
運転中見通しの効かない交差点に差し掛かった時、後部座席(2列目シート)に座っているので左側からの車の接近は視認できない状態だったのに
「左オーライ、左オーライ!」と言っていたとの事。
ああ、そういう事か…
「左オーライ、左オーライ!」は乗車中に交差点に差し掛かると出てしまう彼の「作動音」のようなものだったのか〜
ちなみに英語で「作動音」は
「operating noise」だそうです。

