とあるフーデリ稼働日の事。
序盤で右太腿をボラードにヒットしてしまうという痛恨のミス!

幸い大事には至らなかったものの無理して打撲部分を悪化させるのも避けたいのでペースを落として何とか稼働を継続していた。
もう数件こなして帰ろう、とピックに向かっている時のこと。
突如「カラーン、カラーン」と異音発生。
商店街的なところを通過中だったので最初「おーい、誰か知らんが何か鳴ってるゾー」くらいに思ったもののボリュームが一定…自分か⁉︎
降車して確認してみると後輪のスポークが一本、ブラ〜ンと勝手な行動をしていた。
まずは変に引っかかったりしなくて良かった…てか何ぶん自分の自転車のスポークが折れたのなんて初めてなもんで変に引っかかったりすることがそもそもあるのかも分からないが。
取り敢えず暴れない様に隣のスポークに結束バンドで仮固定。
スピードはいつもより控えめに、段差越えは最小限に、重量物のあるリクエストはキャセルする方向で何とか乗り切ろう。
この日は土曜日。
すぐにでも行きつけのサイクルベースあさひに行って発注をかけたいところだが、土日祝の自転車店は受付だけでもどれだけ待たされるのか見当もつかない。
店舗での受付待ちにムダに時間をかけるのは避けたいので行くとしたら平日開店直後か。
翌日の日曜日、そして明後日の祝日(海の日)はなるべく「そ〜っ」と乗って火曜の朝イチで駆け込むか?
しかし初めてなのでわからない事だらけだ…
今回はスポークがニップルの端面で折れていてスポークのネジ部分が死んだ状態…なので最低必要数はスポーク×1、ニップル×1。
しかし最小ロットはいくつだろう?
日曜日は連休の中日のせいかリクエスト数が少なくクエスト 未完で意気消沈。
月(祝)は町田方面に誘(いざな)われそこそこイイ感じにリクエストが入ってきたもののスポークのことが気になるので責めの稼働はせずさらに遠方への配達やコンビニスーパー PPPの重量物リミット(自己基準)も低めに設定して「そろそろ帰るか…」という頃に いい感じに帰り方向のリクエストを次々にキャッチ!
気がつけば長津田辺りまで戻っていた。
あれ?行きつけのサイクルベースあさひの近くを通れるじゃん…祝日の夕方だけどダメ元で 行ってみよう、と訪店してみるとすでに休日特有の混雑は過ぎ去っていて秒で受付してもらえた。
今回の受付は前回の修理(後輪リム交換他)でもお世話になったふくよか系美人スタッフ。
前回は後輪のみ 持ち込みでこちらも普段着 だったのだが 今回はガチ配達ルックと魔改造パスブレイスを見られてしまったので正直言って恥ずかしかったゾ!
別の店舗だと、私がスポーク交換をやったことがない旨を伝えると大抵「振れ取り台でバランス取ったりする必要があるのでお店でやらないと無理ですね」的な方向に話を持っていかれてしまいがちなのだが、ここの店舗は意外とその辺融通を利かしてくれる印象。
まず「振れ取りとかあるから自分じゃちょっと難しいですかね?」と引き気味に訊いてみたら「後輪は外せるんですよね?1本だけなのでそんなにバランス崩れてないと思うのでなんとかなるんじゃないでしょうかね?」というライトな感じだったので自分で交換してみることにした。その際「もしうまく行かなかったら泣いて後輪持ち込みますんでその時はよろしくお願いシマス!」としょうもない事言って愛想笑いという労働を発生させてしまってゴメンナサイ!
閑話休題(それはさておき)スポークとニップルなど大した値段では無いからお店の方としてもウマミがないはずなので本当なら作業もお願いしたい気持ちはあるのだが、こちらの方としても持ち込む場合自分のフーデリ稼働日と日程的な調整が面倒くさいので、自分のタイミングで作業してしまったほうが話が早いと言う事情もあるのだ。
ちなみにロットは20本とのことだが、残りは店舗在庫にするので1本からでもいいですよとの事。はじめての作業で失敗する可能性もあるし作業中に別の折れかかっているところが発覚する可能性も考えてスポーク&ニップルのセットを3セットお願いした。
翌々日の水曜日はデイキャンプへ。
帰りがけにあさひの近くを通るので、部品が店舗に到着したと言う連絡はまだ受けてはいないものの既に届いている可能性もワンチャンあるか?と淡い期待を抱きつつも月曜発注で水曜日に届いてるなんて虫がよすぎないか?とも思い、ひととおりウジウジ(逡巡)してから電話してみたら「届いてますよ、今から仕分けするところです〜」との事。
訊いてみるもんだな!
スポーク1本¥55、ニップル1個¥11、を3セットで¥198(全て税込み)ナリよ、キテレツ〜!
帰宅してすぐ作業に取り掛かった…と言いたいところだが暑い中のデイキャンプは体力を消耗するのだ。案の定その日はスルー。
翌日のデイサービスドライバー勤務から帰ってきてからやるか!
…と思ったものの案の定そんな気力は残ってなくて結局次のフーデリ稼働日の午前中に作業開始。
後輪を外すのは何度かやっているのでまあまあスムーズにいったかと。
しかも前回まではいちいちドライブチェーンを切って(クリップを外して)いたが、今回は切らずに外す事に成功。
そのおかげでチェーンカバー2種を外す等、複数工程がなくなったのは結構デカイ!
リムとタイヤの相性もあるので毎回できるかは分からないが、今回は両手でタイヤを引っ張ってタイヤレバーを使わずに外すことができた。
言葉で説明するのは少し難しいが、タイヤの一方、例えば下側を伸ばすイメージでそれぞれタイヤを握った手をリムに沿って上に引っ張るとリムの上側とビードの間が開くのでさらに引っ張ってその隙間を広げていくとタイヤレバーを使わずにリムから外すことが出来るのがわかった。
リムバンド、リムテープを外してスポークのネジ部が入ったままのニップルを除去。
折れたスポークを外すのは結構手こずった。
ハブ側のスポークのタイコ?を留める穴にスポーク全体を通さなければ抜くことは出来ない。知恵の輪の要領でさまざまな角度でアタックするも真っ直ぐの形状のままでは無理みたいだ。
美しく真っ直ぐの形状のモノを曲げるのは心理的抵抗が強い…いうて既に壊れたスポークじゃないか!と割り切って「グンニャリ」とUの字に湾曲させて知恵の輪再開…抜けた。
しかしその際スポークの先端でリムの塗装面にキズをつけてしまうという痛恨のミス!
こんなことならボルトクリッパーか何かで
潔くブッた斬ってしまえばよかった…
さてお次は新しいスポークを嵌めるフェーズ。どう考えても真っすぐのままではニッチモサッチモ行かないので意を決して「グンニャリ」とUの字に湾曲させてなんとか相方のニップルとランデブーさせることができた。
と思ったがリムテープすら装着していない状態なのでリムの外周側からマイナスドライバーで締め込むことができた。
いうてどのくらい締めれば?
他のスポークがクロスしているところをニギニギしたときと同じ位になるのを目指して締め込んだ。
リムテープ、リムバンドを嵌めて(2つも要るのか…?)チューブ、タイヤと組んでいく。この時もタイヤレバーを使わずにコンプできた♪
取り付けて回してみても素人目にはリムが振れている様には見えなかったので良しとしよう。
あとはブレーキシュー、パッドを交換。
昼ピークがすでに始まっている頃、ノコノコとフーデリ稼働に出かけていったのだった。





