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日常に潜むサンクコスト…コンベックス メジャー編

何年か前にビバホームで買ったいわゆるコンベックス メジャー。

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良いところの一つは「オートストップ機能」。

多くのモデルでは引き出したあとスイッチをスライドさせないとスルスルバチン!と戻ってしまうが、オートストップタイプはデフォルトで巻き戻り方向にブレーキが掛かっていて、引き出したあと手を離しても巻き戻らずストップし、ボタンを押している間だけブレーキが解除され巻き戻る仕組みになっている。

 

引き出す時=測る時、なのだから多くのモデルで採用されている「スルスルバチン!」タイプは個人的には好きじゃ無い、というか嫌い、というかコワイ。

 

良いところ二つ目は「見た目」。

多くのモデルは機構が必要としている最小限のサイズの円型樹脂ボディタイプか、

 

さらにその周りを軟質素材の「バンパー」で覆ったタフな使用を想定したモデル、

の二つに大別されると思われる。

 

が、前者はカッコよさとかビジュアル的こだわりゼロ感あふれる樹脂そのまま配色、

後者は黒いバンパー部分の隙間からギラギラした金銀メッキが自己主張している感じが私の感性には響かない、というか「身近においておきたいくない」感が強めのものがほとんど。

 

そんな中ムダに四角いボディに落ち着いた表面加工のアルミボディのモデルでオートストップ機構搭載の本製品に出逢い、

珍しく「優柔不断回路」に通電することもなく即買いした。

 

これで採寸のたびにアガる感じ?ルンルン♪

と思ったのも束の間…本製品には重大な落とし穴があったのだった。

 

まずボディがアルミ剥き出しのため樹脂ボディよりも硬くまたバンパーが皆無なので採寸時に対象物にキズをつけないように余計に気を配る必要がある。

そして大きさの割に重いうえ滑り止めの効果もある軟質素材のバンパーが皆無なのでウッカリ取り落としてしまう可能性が高い。

っていうか既に何度も取り落とした。

既にフローリングに何箇所かのキズが!

 

これだけでも既に「使用禁止」要件を満たしていると思うんだけど…そんなにしょっちゅう採寸機会があるわけでもない、という個人的要素もありつつも

今後も床やそれ以外、触れるものすべてを傷つけてしまう可能性を考えると精神的にも物質的にも実質的にも所謂「サンクコスト」と考えてバンパー付きタイプに買い替えるのが筋、と思いつつ…いまだに買い替えに踏み切れず…といった状況であります。