江東区にある会社に勤務していたころの思い出話です。
昼休みはいつもカイシャのビアンキを駆って、まだ見ぬベーカリーを探して走り回っていました。
そんな中、自分的に新規のベーカリーを発見!
店名は「麦彩」のようですが
「ばくさい」と読むのでしょうか?
だとしたら「爆砕」を連想させる、過激なネーミングですね…。
パン業界の既成概念を「爆砕」する意気込み、ということかもしれません!
早速既成概念を「爆砕」する
「常設の看板を出さない」を発動!
イーゼルに黒板乗せたのと幟(のぼり)が頼りなさげに立っているだけです。
壁面などには一切店名などが書いてありません。
清洲橋通りに面した交差点にあるにもかかわらず、車で走り去る連中に対しては存在をアピールする事すら放棄している潔さが良い感じです!
イーゼルみたいな置き看板には
「ブーランジェリー」、
歩道にゲリラ設置してある幟(のぼり)には
「ベーカリー」って…
統一感の無さも良い感じです!
(意外にも「多言語対応」だったりして…そうだったらどこかに「ベッカライ」「パン屋」も追加してほしい)
入り口の引き戸も、おそらく建物が元々工場(こうば)か何かだったのでしょう…
どこ開けて良いんだかイマイチ分からないあたりも良い感じです!
「すんなり買えると思ったら大間違いだゾ!」
って、怠け切った消費者に「喝!」を入れてくれている気さえします。
ひょっとしたら「す、すんなり買えると思ったら大間違いなんだからね!」ってツンデレ的は味わいも…?ないですかそうですか。
店内は…よ、余計な装飾を排除した、し、シンプルな内装で…良い感じです!
(画像が無いのが残念ですが、まあ色気ゼロな感じですわ)
今回は「なんかレーズンっぽいのが入ってるパン」と
「さくらあんぱん」をチョイス。
「さくらあんぱん」は、あんぱんの常識を「爆砕」した「宇宙人グレイ👽型」でした。
この日はポカポカ陽気だったので木場公園のベンチでいただきましたとさ。