ウチにある暖房器具は全て熱源が電力一択、という脆弱性を持っているが、今回はそれは置いておくものとする。
公営住宅の壁面にガスコンセントがあって更にツレの実家からガスファンヒーターをもらった事があって、なるほど速暖性の高さに驚き使用していたが中古品という事もあってか数年で御陀仏に。
買い換えようと思ったもののガスファンヒーターって意外と良いお値段するんですね…という事で断念。
なんだかんだで現在は
- パネルヒーター トヨトミEPH-121
- パネルヒーター デロンギHHP1000TCJ
- オイルヒーター 朝日ES-2600
という布陣に。
今回は「トヨトミEPH-121」について。
本体には「Deux R Poele」とロゴマーク的な表示があるが、読み方がわからない!
フランス語で「2」「R」「コンロ、レンジ」という意味のようだが、ネットで発音を調べてもカタカタに変換するのは至難の業。
あえて書くとすると「でゅ・えーは・ぽぇーれ」あたりか。
現行製品はこちら↓
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うちにあるのは「EPH-121」と古い機種。
現行品との違いはわかる範囲では家にあるものは 2面分割運用 だが 現行機種は左右のヒーターがそれぞれ上下にも分割運用できるのでさらに細かい設定が可能になっているようだ。
さて購入の経緯は正確なことは失念してしまったがカレコレ20年近く前だったと思うのだがするとホームセンターに行った時に珍しくツレが「これいいんじゃない?」ということでノリで買ってしまったような記憶がある。
このテの家電は私の方が買う気満々!だったりすることが多く「必要無くない⁉️」とツレから諌められることが常なので「ツレの方が乗り気だった」という特殊なケースだけによく覚えているんだけど、そのことをツレに言うと「全く身に覚えがない」とのこと。オイオイ、である。
これを購入した頃は我が家の子供たちもまだ幼かったので火を使わないこのテの製品は重宝していた。
脱衣所など速暖性を求められる場合にも大活躍。重量も決して軽いとは言えないが10キロもないので特に問題にはならない。
とにかくすぐに温まりたい!という時には二つ折り形状を展開してマイカヒーターを露出(実際は防護ネット越し)させればスポット暖房として活躍。
90度に開けば各面から放射されたの熱の交差する部分がダブルで加熱されるので ホカホカに!
閉じた状態だと上部から上昇気流が発生して熱が部屋中に広がるという算段。
気にいっているんだけど、もちろんすべてが良いというわけではない。
まず大きさ、というか形状問題。
全体のシルエットは無駄がないんだけど底部にデザイン性を意識したのか?アールを描いた金属フレームが張り出していてそれが邪魔で脱衣所での納まりが悪くなってしまっていた。
それと運ぶときに両手で持つ必要があるのが何気に不便といえば不便。
ということでカスタマイズ開始!
謎フレームはそもそも梱包時にはセットされていなくて蝶ネジで外せるものなので難なく撤去。
問題は転倒のリスクか?と思ったが、外したところで特に問題はないように感じた。
さてここからは試行錯誤だったんだけどキャスターを付けることにした。
製品にはそんな設定はないようで底部はキャスターを取り付けられるような形状にはなっていなかった。
基本的に見えないところなのでスカスカになっていて、強度のために筋交が入っている形状。
木箱の底についてそうな25mm径のキャスターを取り付けることを想定していたのでまずは取り付け部分に板を貼り付けて平らにする事に。
閉じた形状なら四隅に一個ずつキャスターを配置してジ・エンドと思われるが
開いた形状のときはやや不安が残ったので開いたとき外側に来る端には各2個ずつキャスターがくるようにして六輪体制にした。
「6輪」というとどうしてもコレ↓を想起してしまう人…(ハ~イ!)
これが自分的にはメチャメチャ便利で、
部屋⇔脱衣所間の移動が格段にラクに!
…と言いたいところだけど長距離移動はガラガラと押していくのは正直焦れったいので結局両手で持ち上げて運んでしまいがち。
ただし部屋内の位置微調整はノーストレスで大活躍!
多分 家族はデフォルトでキャスターがついてると思ってる…ので自己承認欲求を満たすためにここに記しておく!
これまで デロンギのパネルヒーターを寝室で使っていたのだがトヨトミEPH-121の方が寝室向きでは?なんで寝室で使ってないんだろう?とちょっと考えたところで過去の自分の選択を思い出した。
インジケーター ランプ類が目立ちすぎるのだ!
ということで即席の目隠しカバーを作成。
本体は ティッシュの箱を利用。
蝶番は マスキングテープ。
さらにパチッとシッカリ閉まる様にマグネットを施してみた(赤矢印)。
とりあえずこれで2024年〜2025年の冬季を過ごしてみたいと思う。