50歳からの   フードデリバリー   配達員

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冷蔵庫がやってきた…26年ぶりの新旧交代

2023年9月最終週の水曜日夜、冷蔵庫の冷却機能に問題があることに気づいた。

具体的には冷蔵品が冷えていない。

麦茶のボトルが結露しない。

しかし冷凍品は固いままだったので庫内温度を測定すると

冷凍庫はギリギリ零度程度、冷蔵室野菜室はエアコンの効いた室温程度だった。

26年使用の冷蔵庫…とうとうXデイ到来か⁉

 

翌木曜日、私はデイサービスドライバー勤務。休憩時間や回送中等使える時間を総動員して冷蔵庫購入に際して必要な情報を主にユーチューブで収集する。

 

帰路途中にある「伝説巨人イデオン」…じゃなくて「家電量販店エディオン」にピットイン。

売り場のラックにあったカタログ類を全種捕獲し(一部ずつ。「全部」じゃなくて「全種」だから分かるか。)、動画で仕入れた知識をもとに売り場のめぼしそうな機種を観察。

といっても実際何を見れば良いのかまだよくわからん…。

 

動画によると中段が冷凍室か野菜室かが選定の際の一つのポイントになるという。

帰宅してツレに確認すると「野菜室」と即答。その線で話を進めて行く。

 

合わせて現行機のデータを取説から抽出。容量は325ℓとのこと。

動画によると容量の目安は

 

家族人数×70ℓ(一人分の目安値)+常備品分100ℓ+予備分70ℓ

 

とのこと。根拠や出自はよくわからないものの他に拠り所もないのでとりあえずこの数値を参考にすると4人家族なので450ℓが目安ということになる。

 

そこに長男からLINEで冷蔵庫の写真が10枚ほど送られてきた。帰宅途中に家電量販店に立ち寄ってめぼしい品を見繕ってくれたようだ。

 

さて容量だが、我が家では現行機の325ℓでも切迫した感じではないので同じではちょっと物足りないが少し容量が増える程度でいいのではないか?という流れに。

 

長男からの写真情報からも450ℓ辺りの機種は上位機種の特別機能を搭載し始めるためか値段が跳ね上がる傾向という事が分かった。

 

ツレからは「真ん中野菜室」以外の機能面でのオーダーは特にないというので送ってもらった写真の中にあった403ℓの機種、三菱MR-N40H-Cに仮決定。店頭価格は約¥140000。

 

その機種を価格.comで調べてみたら楽天に出店している店舗で1万円ほど安いところがあって楽天ポイント7000ポイントほどだったが、届くのに1~2週間かかるとのことなので今回は選択肢から除外。

 

各社さまざまな特別機能をアピールしているのでそういったものにツレがもっと興味を惹かれるかと思ったが意外にも反応薄し...むしろ私の方が瞬間冷凍とかその辺りに惹かれる感じだったが実際元を取れるほど使い倒す自信も無いのでそのあたりの欲望はあっさりと封印。特に問題なければ翌日仕事帰りにエディオンで買ってしまう事にしたが、ツレが一応現物を見たいというので夕方に現地ランデブー、という話に。

 

翌金曜、購入予定当日もネットでの情報収集は継続したが、収穫は前日の情報と同じかそれを補完する程度のものだった。

そもそもそういった発信をする人というのは特別機能の方に興味がある人が多いので中堅の機種を買うための情報と言うと限られてくるし、今回はモデルチェンジや決算期などの要素を考慮する余裕がないのでそれらに関する情報はまた別の機会に活用させてもらおう。

 

さてこの日の戦場、エディオンに到着。

ツレと現物を確認。これで良いんじゃないの?とフィーリングでしか判断していないようなので一応分かる範囲で説明。

「へー」

と反応薄し。

まあ今回は先述の「三菱MR-N40H-C(403ℓ)」で決定か?

店内のスタッフに声をかける。

外見上のスペックは中肉中背よりもややデカい感じ、ホワイト寄りのグレーヘアーを刈り込んだ60代くらい?のオジサマだ。

そして放送作家・作詞家の永六輔氏を彷彿とさせる風貌。

(その後ツレと冷蔵庫を買った時の話をするときは「あの時の永六輔似のオジサンが…」ということになるのだろう)

 

当方的には先述の「三菱MR-N40H-C(403ℓ)」でほぼ決まり…な感じだったがよくよく見ると「展示品限り」になっている!

テレビのように通電して展示している訳では無いにしても無理に展示品ではなく新品の方が良いな…ってことで新品の在庫は無いのか調べてもらうと、一台あるとの事。

そして値段は展示品限りのものと同じ価格でOK!とのこと。

そもそもの展示品の表示価格がフカしてるってことだったのかな?

その辺の事情はよくわからないがほぼほぼ決まりと考えつつ上位機種の説明も一応してもらった。

「瞬間」系とか「切れちゃう」系の冷凍とか、要するに観音開きの「フレンチドア」とか、中段が冷凍と野菜で切り替えできるとか、野菜室の中で光合成しちゃうとか…

ツレはそのあたりにも「へー」以上の興味を示さなかったので、さっきのヤツで決定。

 

在庫はあるのであとは搬入出来る日程の調整。

土日はフーデリ配達的に稼働したいし、

そもそも配送スケジュールが埋まっているとのことなのでその翌日の月曜日は?

午前の二番目が空いているとのことなのでそれでお願いすることにした。

その手続きの最中に件の「永六輔」氏が「床を保護する透明アクリル板はいかがですか?」とオプションの購入を持ち掛けてきた。

 

現行機には敷いていないし、たま~に動かして庫下に溜まったほこりを掃除したりしていたがフローリングにダメージなど特になかったのし、まあ現行機の325ℓと新規導入機の405ℓで重量増増、床への負担加減など未知数だが、必要ならあとから自前で追加することもできるだろう、と思ったので不要の旨を伝えた。

 

ところがしばらくすると「今回はサービスでお付けしますのでどうですか?」と。

???まあタダならもらっておきますが、いったい何故?最初のアプローチで「じゃあそれもお願いします」と言っていたら料金がかかっていたのか?

それとも最初から最終的にはそのアクリル板はタダになるシナリオだったのか?

冷蔵庫本体よりもアクリル板の方にキビシ~いノルマがあるとか?

キニナル~!けど訊くわけにもいかず、謎のまま…。

 

さて土日もなんとか冷凍室が零度程度を保ってくれた。

さて搬入日の月曜日。

壊れかけの冷蔵庫を一旦退かして床やその周りを拭き掃除。

冷蔵庫自体も軽く拭き掃除して26年間の労を労う(重複?)意味も含めて記念撮影。

 

設置してからも数時間は温度が下がらないのでウーバーウォーカー稼働用に買って結局お蔵入りした肩掛けタイプの保冷バッグとしばらく使っていないウォルトバッグにありったけの保冷剤とを投入。

さらに追加で保冷材としてロックアイスを買ってきて投入。

そこに冷蔵冷凍品を封入。

現行機の棚類を全部外した空間に保冷バッグを入れて少しでも保冷効果を得て、新しい冷蔵庫の到着を待った。

 

電話着信。前の配送設置が終わったので20分ほどでこちらに到着との事。

個人的に緊張感が高まる。

 

ピンポーン…来た!まずは保冷バッグを庫内から取り出して、それから玄関へ。

ドアを開けると配送設置スタッフは30~40代(実際よくわからん)くらいの男性二人組。

まずは玄関からの搬入経路に養生用の毛布を敷設(っていうのかな?置いただけだけど。それと読みは「ふせつ」なのね~)。

 

現行機の状態をざっと確認している様子。電源コードは養生テープで背面に貼り付けておいたのだが、剥がしてプラグを下段引き出しに放り込んでいた。

気を利かせたつもりだったが「余計なお世話」だったようだ…。

 

二人で軽々と持ち上げると玄関外に待機していた台車の乗せて一時退出。

続いて新しい冷蔵庫が登場~!

正立のまま玄関から廊下を進んでそのままダイニングに入るか?と思ったがわずかに冷蔵庫上部のドアヒンジが当たってしまう…ので少し戻って一瞬傾けて入室。

 

設置場所の確認。スタッフ氏は当然背面のコンセントが隠れないギリギリの位置ですよね?という前提で件のアクリル板を敷設。

しかしこちら側の意向としてはコンセントは隠れても壁面との面合わせを優先したかったのでアクリル板を数センチ移動してもらうことに(少し浮かせてずらすだけだけど)。

位置を決めると庫内に収納してあったキックプレート(脚カバー)を取り出して設置。

スタッフからは「設置スタッフは庫内に触ってはいけないことになっているがキックプレートを取り出すために開けました」との説明が。

ルールと現状に齟齬が生じているパターンのヤツですね。

クレーマーとかいるのでしょう、大変ですね。

 

無事設置が完了し数時間後には保冷ボックスのものを移すわけだが、まずは庫内を一通り清拭したほうがいいらしいので恐る恐る清拭。

 

26年ぶりの新品の冷蔵庫…どうやって使いこなそうか?