50歳からのフードデリバリー配達員

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「知恵の歯」を抜いた話

3ヶ月毎に歯科健診を受けています。

2023年11月の健診の少し前に左下の最も奥の歯の奥側の壁面に穴が開いている?というのが舌先に感じられた。

健診時に衛生士さんにその事を伝えて確認してもらったら

「詰め物が欠けて、その中が虫歯になっている」

とのこと。

じゃあ削って詰めるのかぁ…と思ったら、対象の歯は

「親知らずで上側に噛み合う歯が無いので、当院では削らずに抜く方針」

「もし抜くことに抵抗がある場合はその歯に関してはセカンドオピニオン的に他院で診てもらってください」

とのこと。

噛み合わせの相手が居ないのなら特に抜くことに抵抗はないので抜歯の方向に。

 

親知らず

親知らず

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何十年も前の話しだが上側の親知らずがやや曲がって生えてきてしまった関係で抜いた時、スンナリ抜けてその後も腫れたりしなかったので抜歯に対する心理抵抗は低いのだけれど衛生士さんによると

「上の歯の場合根本が比較的柔らかい(密度が低い?)頭蓋骨側なので抜歯は比較的容易。下側の顎の骨は硬い(密度が高い?)ので上の抜歯よりも困難」

「今回の場合神経に近いのでドクターの判断で抜歯専門の院で抜くことになるかも」

との事。

 

…途端に不安になってきた。

 

ドクター登場。モニターに映し出されたX線写真を見て

「確かに(神経に)近いね…」

と呟いてから

「…ま、大丈夫でしょう!」

ドクター…信じてもいいんですか!?

取り敢えず「抜歯専門送り」にはならなかった安堵と楽勝案件ではない不安とで複雑な心境…!

 

2週間後に抜歯当日到来。

しばらくは健診のみで来ていたので健診用のサロン的なブースだったが、今回は久しぶりに「医療機関」感の強いフツーの部屋。

否が応にも緊張が高まる。

 

ドクター 登場。さっさと 麻酔 開始。

しばし待機し麻酔が効いてきた頃合いを見計らって 施術 開始。

奥歯の奥 だけに なかなか作業はしづらいらしく時折衛生士さんに 道具の追加等の指示を出して少々難航している様子。

しばらくして抜く方向に力がかかり始め た感じがあったがドクターが「…痛いですか?」と。

痛いほどではなかったが これから痛くなりそうな感じだったので「今のところ痛いというほどではありませんが『痛いのちょっと手前ぐらい』な感じはあります」的なことを言ったらしばしの沈黙の後に「…麻酔を追加しましょう」と追加投入。

なんか不安になってきた…!

その後追加投入のせいかもう抜いている感覚とか分からずしばらく作業は続いていたが開始から30分程度?で全工程終了。

滅多にあることではないので抜いた歯をもらえないか聞いてみると あっさり 快諾。

専用の容器に入れてお渡ししますね とのこと。

専用の容器って…ジッパー付きのビニール袋じゃないの?

しばらくして「はいどうぞ」と渡されたのは 歯の形をした樹脂製の可愛らしい容器だった…


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意表を突かれたので吹き出しそうになったゾ!

 

帰宅してから 「ご開帳〜♪」と可愛らしい容器をオープン。

キモい(編集部注…『気持ち悪い』の意か)虫歯が登場すると想像していたが、ガーゼに包まれていた。


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再び意表を突かれたので吹き出しそうになったゾ!

 

ガーゼを外すと…親知らず 本体と小さな欠片が入っていた。

(遅すぎる『閲覧注意』)
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なるほど 根っこが一本折れてしまってそれを取り出すのに手こずっていたのか…

 

にしてもビジュアルが想定以上にキモ…

そしてこんなにデカい穴が開いていたのか〜とビックリ。

 

まあ虫歯で開いてしまったのか、それとも以前の治療で削ったから開いているのかは定かではないが。

 

ニオイを嗅いでみると…クサ!

このニオイを漂わせていたのか?ショック…

 

さ、さて(隠しきれない動揺)タイトルの「知恵の歯」ですが、英語で「親知らず」を何と言うのか気になって調べてみたら「知恵の歯」との事。

 

由来が気になるところですがそれはまた別のお話…!