50歳からのフードデリバリー配達員

あなたは50歳以上ですか? はい/いいえ 

20240207 極太ファイヤースターターデビュー

一昨日(月)の降雪で東名高速が封鎖されているのを目撃したので水曜日に行こうと思っていた「焚き火」に影響があるか?と心配になったが翌日(火)はフーデリ配達(ウーバーだけだったけど)はほぼ問題なく稼働できた(むしろ注文が途切れなかった)ので水曜日は予定通り出陣する事に。

念の為山方向はひかくてき残雪の可能性が高いので安全パイ的選択肢として海方向、いつもの観音崎公園を目指した。

火曜日稼働時に保土ヶ谷バイパスが封鎖されていたのを見ていたのでちょっと心配ではあったが特に問題なく通行出来た。ただ融雪剤のせいか?フロントガラスがやけに汚れる感じ。

出かける前にコーヒーを淹れる余裕がなかったのでパーキングエリアかコンビニで飲む事に。

しばし逡巡のあと、久しく寄ってなかった横須賀PAに向かって左ウィンカーを点灯(いや、点滅か)!

ここのPAには中に人が居てコーヒー豆を挽いて淹れてくれる自販機があるので(嘘ですよ!ただ、自販機のディスプレイでクイズをやっていてそのハズレの選択肢にその旨書いてあったりする)それを利用しようと思っていたが、今回は有人のコーヒースタンドを利用してみた。

一杯350円…自分達にしてみたらなかなかの冒険なのだ!

店構えから「現金オンリーか…?」と心配だったが、窓口の薄汚れた(悪意!)窓ガラスの中に「PayPay」ほか数種類のバーコード決済マークを発見し一安心。

キョウビ現金は持ち歩いていないのだ。

先客の注文の処理(悪意!)が思ったより長く、寒風は厳しかったのでもう建物の中の売店の150円コーヒーに鞍替えしようかと心折れかけた頃にやっと順番が回ってきた。

ブレンドコーヒーを注文し待っていたが思いのほか 時間がかかった…その最中窓口の外側に置かれた 安っぽいラジカセ(悪意!)からおそらく 不本意であるとは思うけどかなりディストーションのかかったサザンオールスターズの曲が垂れ流されていた。

音割れがひどい だけではなく時折 テンポもおかしくなるって一体音源はなんだろう?と不思議だったが 何のことはない、 曲が終わると DJ が話し始めた…Radio だったのだ!

どこの曲かは分からなかったが横須賀という土地柄から現地の FM 局ではないかと 勝手に推測。

とはいえ 屋外でも雑音入りまくりなので電波的にギリギリなのか?だとしたら地元局にこだわらず○-WAVEとかN○K-FMとかにしておけばよいのでは?苦言を呈さずにはいられない程度に不快だった。無駄にボリュームも 大きかったしね!

薄汚いガラス(悪意!)で仕切られてるとはいえ 店のスタッフのオバチャンも不快ではないのだろうか?と疑問に思ってしまうが、とうの昔にこの破滅的レイディオサウンドは彼女の聴覚的にはホワイトノイズ化してしまっていると思われる、とレポートは締めくくられていた(何の?)。

そして 350円のコーヒーの味は…?

まあこんなもんかな、って感じ。

多分クレマ(コーヒー液面の細かい泡の層?)っぽい味がしたのである程度の圧力をかけるマシンで抽出してはいる模様。

しかし 薄めのプラ製の紙コップの蓋の飲み口の穴がかなり小さいタイプだったせいか熱々のコーヒーがピンポイントで舌に当たる感じで、そこはちょっと残念に感じた。

観音崎に到着。

平日無料の駐車場に入るとここでよく見かける白いフィアット500(チンクェチェント)が今日も止まっている。

隣よりももっと離れた他県ナンバー。

まあ毎回その県から来ているとは限らないけど、何をしに来ているのか気になる…。

デカいRVだかSUVで乗り付けてマリンスポーツやら釣りやらというのはよく見かけるが、500でルーフキャリア無しなのでソッチ系では無さそう。

ふと村上春樹の「騎士団長殺し」に登場する「白いスバルフォレスターの男」を想起してしまった。

「白いフィアット500の男」は

「おまえがどこで何をしていたか、おれにはちゃんとわかっているぞ」的なことを言うのだろうか?

いや…男かどうかもまだわからないんだけどね〜

 

さて最近定番になっている岩場の手前の開けたロケーションに到着。

今回の個人的目的の一つが極太ファイヤースターターのデビュー。

https://blogist.hatenablog.com/entry/2024/01/21/101602

果たして購入当時の価格がが¥1680だったので100均のチマっとしたヤツの約15倍の威力は期待できるのか?

 

焚き付けは「ミカンの皮を干してカラカラにしたヤツにコーヒーかすを干してカラカラにしたヤツを乗せたモノ」。

 

いや…今回コーヒーかすとファイヤスターターの2つが初投入…これだと個別の評価が難しいよね?どうしてこいう事するかなぁ…

と思いつつ焚き火に来れる回数も限られているので色々試してみたいじゃん?

と言い訳して作業スタート。

漆黒のフェロセリウム棒に進化型の異形ストライカーを当て、削りカスをコーヒーかすにふりかけていく。

このときふとあることに気づく。

自分の擦っている範囲が百均スターターの時の長さにとどまっている!

気を取り直して100mmの長さを活かすように長めのストロークでスターターを動かす。

ある程度削りカスが溜まったようなので強めに擦って火花を散らしてみる。

バチバチィ!とスパークするもののすぐには着火の気配なし。

何度か繰り返すとコーヒーかすに赤い点が!

ふ~、ふ~、っと吹いてやるとミカンの皮に引火!

炎が上がったのでその皮を火おこし器に投入。

 

火おこし器は火消し壺兼用のタイプ。

「火起こし」は製品的には「炭に火を移す」という設定のようだが我々は焚き付けを細めの薪に移す用途に使っている。

今回はちょっとサボってあまり細くない 薪 に焚き付けを移そうとしたが敢え無く撃沈!

時間も押していたのであまりやりたくはないが新聞紙で再着火してなんとか薪に火を移すことができた。

今回の反省点は 焚き付けの次の段階の割り箸 クラスの細い木を用意するのを怠った点。

なんとなく いわゆる製品としての着火剤は使いたくない派なんだけれど 結局 新聞紙を使ったりするんだったら着火剤使用と変わらないじゃん!

それならちゃんと細い木を用意しとけ、っていう話。

次回から気をつけます〜

時間がオシているのは焼き芋をセットしたりコーヒーを淹れるためにお湯をわかりたりしないといけないので(マスト!)サッサと火を安定させなければなら無いのだ。

なので焚付練習は火が安定してから別口で行う方向で。

で、結局価格が16倍のファイヤースターターは16倍火がつきやすいということは無いけれども(当たり前だ)、サイズ的に持ちやすいのと1ストロークあたりの火花の量が圧倒的に多い。

焚付がうまくいかないとしたらそれは燃やす材料の問題と思われる(シケっていたりそもそも素材チョイスを間違えてるとか)。

焚付素材は試してみたいものはまだまだあって、

  • 洗濯機のくず取りネットのホコリ
  • 鉛筆削りの削りかすボックスの堆積物

等々次回から投入していきたい。

鉛筆…の方は以前試してみたこがあって、そのときは思いの外火付が良くなかったんだけど保管状態の問題も看過できない。

今後は保管容器に乾燥剤を入れる等湿気対策もしたうえで付かなかったら、そのときは思いっきりディスってやることにするとしよう(情緒不安定か?)

 

実は今回は焚付から薪に移すのにも結構時間がかかって、それは薪が火付は良くないが長持ちが信条の広葉樹だったことも無関係ではないだろう。

そして前回大活躍だった電動ファンを持ってくるのを忘れてしまったので前回はうちわを全く使わなかったんだけど今回はひたすら仰ぐ仰ぐ!

 

今回の反省会…

先ず焚付の次の段階の細めの薪を準備する。

できれば火付の良い針葉樹。

もしくは焚付前に太い薪を太めの菜箸程度まで細くして小さなキャンプファイヤーみたいに組んで

スムーズなスタートを切れるようにしたい。

あとやはりもう電動ファンを忘れないこと!

ずーっと仰いでいるのはちょっときついわ〜(^o^;)