50歳からのフードデリバリー配達員

あなたは50歳以上ですか? はい/いいえ 

IT限界施設で奮闘するデイサービスドライバー

デイサービスのドライバー業務のある日の出来事。

 

ここの施設「IT化が進んでいない感」が強くて(サンプル数1)利用者への連絡は電話、というのは仕方ないとしてもスタッフ間の業務上のやり取りや記録などもイチイチ紙だったり電話だったり口頭だったりするのがヤキモキするんだけどコチラは週2のバイトで特段業務にコミットしているわけではないので生暖かい目で見守っていたりする。

 

ちなみに「カルチャーの時間」の外部講師の先生を迎えにいくことがあってその時に「ここだけの話」を聞けることがあるんだけど、やはり「IT化進んで無い」感、「大丈夫なのかしら?」感は否めない、という感想をもらった(これでサンプル数2)。

 

さて、送迎時に持たされている スマホ(去年までガラケーだった!)は基本的に送迎のお迎え時間の連絡などに使うものなのですが、

事務所用の業務用スマホがないので固定電話でこと足りない時など送迎用のスマホを使ったりすることがあったりします。

 

先日、事務の担当者からちょっとやってほしいことがあるとのこと。

何でも利用者さん宛に

 

「銀行引き落とし金額が間違っていました、ゴメンチャイ!

○月○日 に返金するのでご確認ヨロシクね!」

 

…と言った 内容 をスマホのショートメールで送って欲しいとのこと

(利用者さんの保護者(家族)が聴覚障害者のため、事務的な連絡は例外的にショートメールでおこなっているのだった)。

 

コチラ(私)の業務範囲外かつリスキーでデリケートな金銭的やり取りとか、

トラブったら面倒なことになる可能性大、で割に合わないので一切関わりたくない!

…のはヤマヤマなのですが、まあ今回は仕方なく協力する、にしてもなるべくコチラ(私)の負担とリスクは減らしたい…

 

なので「送信する 文言が完成した状態でこちらに渡して欲しい」という旨を伝えた。

 

テキストデータでもらってそれをコピー&ペーストするのが一番助かるんだけど諸事情によりムリそうなので、取り急ぎワープロソフトで打ち込んだ文章を紙出力してもらった。

 

さて それをフリック入力するか?

無い、それは無い!

では音声入力するか?それも面倒臭い!

ではどうするか…

Googleレンズがあるじゃないか〜!

…ということで とりあえず 紙出力を撮影するためにカメラを起動したが…予期せぬエラーだか何だかで撮影することができない!

音声入力するしかないのか…

 

いや待て、諦めるのはまだ早い。

こういう時にまず試してみるのは「アレ」だろう?

伝家の宝刀…「 再・起・動」〜!

 

起動後 あっさりと撮影可能に。

 

撮影した画面を確認するために Google フォトをタップ。

アカウント作ってログインしないと画像を見ることすらできなかったりして…という一抹の不安があったがそれは杞憂に終わり、その画像を Google レンズでテキスト抽出しショートメールの入力欄にペースト。

文字数制限が気掛かりだったが溢れるようなら分割するだけの事!

まあそれも杞憂で問題なくペースト出来ていた。

 

あとは校正。

要修正箇所は

  • 半濁音が濁音になっていた
  • 金額のカンマがピリオドになっていた

の2箇所のみ。

OCR技術の進化、恐るべし!

 

まあそんな感じで今回は人知れず不毛な作業を大幅に回避することに成功したワケですが、今後もIT限界施設という逆境に負けず便利な技術はガンガン取り込んでいきたい所存であります!

 

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