50歳からの   フードデリバリー   配達員

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20231105 11月の夕立に翻弄される配達員

この日は本っ当にウーバーが鳴らない(編集部注「リクエストの入らなさ加減が半端ない」の意か)日曜日でウォルト様様、という感じだった。

 

いうて「拠点(イートインスペース等)」に戻っては鳴り、戻ってしばらく無音が続いては鳴り、と効率の悪いこと悪いこと!

 

そしてウォルトはロングピック率が高いので

新横浜日吉間の長距離を何度も往復〜!

(いや、いうて「何度も」ってほどでも無いか)

 

さて夕方。

17時を回りそろそろディナータイム(夕飯時の需要増…「サパー」な気もするが、それはまた別のお話…)始まるか?といったあたりで日吉のマックドからリクエスト着信!

ドロップは木月。とはいえ日吉との境目あたりで大した距離では無いのでとっとと東横線沿いに進んで行くと何やら水状のものが降ってきた。

いや、予報あった?いきなりじゃ無いですか〜

しかも結構大粒だし…夕立?もう11月ですよ!

 

とぼやいたものの降り始めてから数秒で東横線のガード下に避難できたのでほぼ濡れずに済んだ。なんという幸運…!

 

とはいえ結構な降り。ドロップ先までは数百メートルなんだけどこのまま飛び出したらズブ濡れ必至。

真夏なら電子ガジェットの防水だけ気をつければ平気でズブ濡れるところだが流石にこの時期の夕夜ではシャレにならない。

まずは雨雲レーダーをチェック。

うーん、ハッキリしないなぁ…1時間位は降りそうとも読み取れるし…。

しばし逡巡…(グズグズしていた、とも言う)

意を決して雨装備を装着開始!

  • スマホをチャック付きビニル袋に入れる
  • ヘルメットカバーを装着
  • 雨合羽を着る
  • チェストリグ(バッグ)の中の濡れたら厄介なモノをビニル袋に入れる

大体こんなものか?

今回靴は無防備だが仕方がない…

意を決してガード下からテイクオフ!(いや、飛んではいない)

すると拍子抜けするレベルで小雨になった…。

いやもうカッパ着なくて良いレベルで!

ドロップは問題なく完了。

自転車に戻るとほぼほぼ止んでいる。

ほぼほぼ無意味な生着替えをしてしまった…!

まあ仕方がない。

ズブ濡れるよりは全然マシだろう。

そもそも降り始めた時に秒でガード下に避難できただけで超ツイていたのだから無意味な生着替え位なんだと言うのだ?

このまま走るか?と思ったが…暑い…暑すぎる!

ので再び生着替え…いや、正確には「着替えた」のではなく「着」て「脱」いだのだから「生着」か。「」は必要ない…とか不粋な事いわないの!

と言うわけで今回は濡れずに済んだものの、まだ体感が「夏仕様」のままの配達員にはこれから訪れる季節に恐怖を覚えずにはいられないのだった。