とある団地へのドロップ。
階段を上がって(エレベーター無し物件…)ターゲットのドア前に到着。
呼び鈴をプッシュ…「ピーン」
一呼吸おいてリリース…「ポーン」
(インターホンではない、リアルにチャイムな「呼び鈴」は、無造作にプッシュ&リリースすると「ピンポン!ヽ(`Д´)ノハヤクシロ!」
と急かしている感じになってしまうので注意…!)
10秒…20秒…反応なし。
呼び鈴をもう一回押したいところ…だけどもうちょっと待つか。
何か事情があるのかも。
30秒…40秒…聞こえなかったのかも?もう一回鳴らすか?と指がボタンに触れるか触れないか位のタイミングで、中から人の気配。
ゆ~っくりだが、確実に近づいてきているようだ。
しばし待機…やっとのことで「ガチャリ」と開いた玄関の中には、かなりの歩行困難と思しき高齢者が。
この時でも既に1500配達ぐらいはしていたと思うけど、何気に初めてのケースだったんじゃないかな。
フードデリバリーを本当に必要としているのは、こういった外出もままならない人達なのだろうけど、
・スマホをある程度使いこなす
・クレジットカードをアプリに登録する
等々、現在のフードデリバリーサービスが成立する根幹の要素が、高齢者にとってはハードルが高いというのが悩ましいところだよなぁ…。