50歳からの   フードデリバリー   配達員

あなたは50歳以上ですか? はい/いいえ 

反応なき注文者…本当に必要としている人!

とある団地へのドロップ。

階段を上がって(エレベーター無し物件…)ターゲットのドア前に到着。

 

呼び鈴をプッシュ…「ピーン」

一呼吸おいてリリース…「ポーン」

 

(インターホンではない、リアルにチャイムな「呼び鈴」は、無造作にプッシュ&リリースすると「ピンポン!ヽ(`Д´)ノハヤクシロ!」

と急かしている感じになってしまうので注意…!)

 

10秒…20秒…反応なし。

呼び鈴をもう一回押したいところ…だけどもうちょっと待つか。

何か事情があるのかも。

30秒…40秒…聞こえなかったのかも?もう一回鳴らすか?と指がボタンに触れるか触れないか位のタイミングで、中から人の気配。

ゆ~っくりだが、確実に近づいてきているようだ。

しばし待機…やっとのことで「ガチャリ」と開いた玄関の中には、かなりの歩行困難と思しき高齢者が。

 

この時でも既に1500配達ぐらいはしていたと思うけど、何気に初めてのケースだったんじゃないかな。

 

フードデリバリーを本当に必要としているのは、こういった外出もままならない人達なのだろうけど、

スマホをある程度使いこなす

・クレジットカードをアプリに登録する

等々、現在のフードデリバリーサービスが成立する根幹の要素が、高齢者にとってはハードルが高いというのが悩ましいところだよなぁ…。