ムサコといったら…そう、「武蔵小杉」ですよね!
…誰ですか?「武蔵小山」とか「武蔵小金井」とかいっているのは…⁉
さて武蔵小杉近辺は入館が面倒な商業施設やタワーマンション(以下「タワマン」)率が高いので、効率が悪いし行動コストもメンタルストレスも高めなので正直避けていたのですが、
この日はランチピークは溝の口エリアで、その後アイドルタイム(昼飯時を過ぎた後に飲食店が暇になる時間帯)に突入したっぽかったので南武線沿線道路づたいに綱島街道に出て新横浜エリアまで流していこうかと思ったら、武蔵新城のあたりから意外とリクエストが入ってそのまま武蔵小杉エリアに流れて行ってそこで連続でリクエストが入ってきたのです。
武蔵小杉エリアで「グランツリー」という商業施設があるのですがそこの「店舗からの注意事項」がマジキチ(編集部注…「マジでキチガイ」の意か)レベルの文言の多さで読む気すら起きないので受けないことにしています。取り急ぎリクエストを受けてしまったとしても躊躇なく受けキャン(リクエストを受託した後に「やっぱや~めた!」とキャンセルすること)します。
今回は武蔵小杉のますマクドナルドどうせグランツリーに入ってんだろ?キャンセルキャンセル~♪と思いつつもよくよく見てみると「東急スクエア」の文字が!
グランツリーじゃないんだ...じゃあ行ってみっか!
と思ったものの「店舗からの注意事項」にはなんかいっぱい書いてある…
しかし大して難しいことは書いていないのでとりあえずGO!
高架下をくぐると…あった、「荷」!
プラだけど鎖が掛かってんじゃんかよ、メンドクサ…という本音は曖気(おくび)にもださず「荷」の一角へピットイン。
さて初見の商業施設なのでピック先の位置関係がわからない。
ピックから戻ってきた配達員(推定)を発見…やみくもにそちらの方に突撃しようと思ったがそれも無謀すぎると思い施設の案内図を確認。
「荷」からマックド(編集部注…「マクドナルド」の意か。「マック」と「マクド」を高次元で融合させた独自の造語と思われる)までは結構距離があるな…。
少し迷いつつなんとかマックドに到着。
「店舗からの注意事項」にあった通り、お世辞にも広いとは言えない渡し口。
確かに気の利かなすぎる配達員がその狭い(言っちゃった)渡し口の前に立ちはだかって自分の注文番号が表示されるのを待ってはなはだ迷惑をかけている、ということもあるのだろうと想像できる。
モニターを見ると私の番号が表示されていない?受け取り待ちの番号は14コまでしか表示できずそれ以降の番号は前の番号が掃けてから順次表示されるが、画面には半分くらいしか埋まってないのでイレギュラー事態か?
すでに呼び出されて(表示されて)時間が経った番号も画面から消えて品物は脇の棚に移動されているということもあるが、受け取り待ちの人垣を縫ってざっと確認した限りでは棚に移された商品は見当たらない。
なのでカウンターのスタッフに「番号表示されてないんですけど、どうなってます?」と訊いてみるも「呼び出しますのでそれまで壁の方に下がってお待ちください!」と一蹴されてしまった。
ので仕方なく壁の方に下がってお待ちしていると、受け取り待ちの人垣はほぼほぼ掃けてきた。
依然として私の番号は呼ばれない。おいおい、大丈夫か?
棚の方に視線を送ると、先ほどは人垣でよく見えなかったが棚の端に袋が置いてあるではないか!
ほぼ同時に件のカウンタースタッフもそれに気づいたようであわてて棚に駆け寄って袋に入っているレシートの注文番号を読み上げた。
ビンゴ!
徐(おもむろ)に棚に向かって行って「ひょっとしてずーっと前から出来上がってました?」というと「…スミマセン…」とバツが悪そう。
そこでニコッと笑顔で「それではお預かりしま~っす!」と言って離脱。
この程度のことでは怒ってしまわずにいられたので、メンタル状況はシグナル・グリーン、と判断して良さそうだ…。
自転車に戻るとほかの配達員のバイクが黄色いプラチェーンの外に止めているのを発見。
なんだ、プラチェーンの外でいいのか!
プラチェーン外し損だな…。
そもそもプラチェーンの中に停めていたら入荷に来たその時偶々(たまたま)不機嫌だった荒くれ者のトラックドライバーに自転車を蹴り倒されるという器物損壊の被害者になってしまうリスクが高くなってしまうではないか。