都区部ならカウチソファーでネトフリながらリク待ちして、ストーリーが盛り上がったところでリクエストが入って「チッ、今いいところなのに…」とか毒づきながら部屋着のスウェットにウィンブレでも羽織って薄汚いママチャリ(滲み出る悪意!)でノーバッグ配達をテキトーに決めて、 飽きたら 戻って ネトフリ の続きを見る…なんて感じで それなりの収入が得られるのかもしれないですが、私の住むようなフードデリバリー限界地域では自宅でオンラインにしておいてもリクエストが飛んでくることはほぼ皆無です。
なので ある程度の長時間稼働を前提とした それなりの服装や装備を準備して繁華街を目指して 長距離の遠征をする必要があります。
ここ最近というかもうしばらく計測はしていないのですが、 以前は ストラバ
というアプリで記録を取っていたところ 1日の移動距離は100キロ弱ぐらいはありました。
しかし Uber の注文数が激減した関係でウォルトも 始めたので双方のアプリを同時に立ち上げた状態でさらに ストラバを追加すると非常に 挙動不審…ではなくて 挙動が不安定になるので ストラバの使用は断念しました。
代わりに Google Maps の記録を参照することにしましたが、どうも 記録が残っていたり 残っていなかったりだったりで、ストラバと同レベルで細かくトレースしてくれるわけではない感じなのでデータとしては以前より 物足りないものになってしまいましたがそこは如何ともしがたいところです。
また同じ距離でも ツーリング ならば ハイスピードで 巡行してる最中は電動アシストのバッテリーはあまり減りませんが、
フードデリバリーは街中を行ったり来たり登ったり降りたりちょこちょこと スタートストップが多い走り方なので距離の割に電池の消耗も多くなります。
そしてブレーキの消耗も激しくなります。

フードデリバリー配達を始めるまでは 自転車のリムが削れるなどということは気にも止めていませんでしたが 先代の主力機オフタイムの前輪 (ダブルピボット キャリパーブレーキ)は1回、現行の主力機 パスブレイス レッサー号の後輪( V ブレーキ)は2年のうちに2回 リム交換をしています。
オフタイムの方は前輪のハブに電動アシストのスピードセンサーが入っている関係で単純に新品の汎用前輪セットに交換するというわけにはいかず、専用リム(新品)とスピードセンサー入りのハブ(既存)を組んでもらう 工賃もかかります(しめて12000円くらいかかったと思う)。
パスブレイスの方はVブレーキである後輪にスピードセンサーがあるものの脱着可能なタイプなのでそれは使い回しができるのですが、
「ハブ=内装八段インター8」なため既設のインター8を活かすか、インター8込みの新品の後輪セットに取り替えるか、というハナシになってしまいます。
新品セットなら自分で自転車本体に取り付けできますが、金額が4〜5万円位しそうです。
結局リム割れで2度リム交換をしたのですが
既設インターエイトを活かしてリムを交換しました。
新品リム、新品スポークセット一式、工賃で3万円ほどかかりました。
トホホです!
なので後輪Vブレーキはもう2度と使わない、という事で撤去してしまいました!
…というのはもちろんウソですが、基本的に走行中はレバーに指を添えるだけ。
降車して取り回すときはフツーに使うし、乗車時も超低速で転回するときなどにも使います。パスブレイスはフロントサスペンションがあるので超低速転回時にフロントブレーキを使うとサスが急沈降してキョドってしまうのでそこはリアブレーキで調整したほうが無難なのです。
そんなフロントブレーキ偏重主義な運用ができるのもグローテックequalに交換しているから可能なのだと思います。
…パスブレイスについて色々語りたくなってしまいますが、何気に重要パーツを載せ替えたり装備品が多くて重量が増していたりなので注意しないとデフォルト状態で乗っている人とは話が食い違ってしまいそうです!
