50歳からの   フードデリバリー   配達員

あなたは50歳以上ですか? はい/いいえ 

失われたウォルトバッグ

とある平日稼働日。

日中(ランチタイム)は驚きのウォルト1件のみ!ウーバーはゼロ!

 

夜も期待せずに2時間半ほどウロウロ回ったものの、リクエストゼロ!

サービス停止してます⁉︎( ;´Д`)

意気消沈して自宅の少し手前で帰り支度(自宅の前でゴソゴソやる時間は最小限にしたいので帰着少し前に水筒、充電の必要なガジェット類は外して配達バッグに格納しておくのです。!)しようとしたら

バッグが無い⁉︎

…そもそも積んで来なかったのか?

いや、積んだのはビジュアル的に覚えてる。

何故ならば…

なるべく見られたく無い出動の瞬間に、

隣家の子供が友人?と一緒に帰宅してくるのと鉢合わせしてしまいイラッときたのをビジュアル的に覚えている(コラコラ!)。

さらにその友人は一瞬立ち寄っただけらしく、ドラレコなどに電源を接続してる傍を通られて再びイラッと来て(コラコラ!)、その時視界に荷台に置かれたバッグがあったのを覚えていたのだった。

でその時イラッと来てたせいか「ゴム紐は後で掛ければいいからサッサと出発しよう…」と思ったのもなんとなく覚えていたりする。

取り急ぎちょっと前に通った怪しいところを探索…踏切とか怪しくないか?しかも線路に落ちていたら一大事じゃ無いか⁉︎

踏切に近づいていく際のドキドキ感と言ったら…最近一番のドキドキじゃなかったろうか?

幸い踏切には異状ナシ。

ほっ!!!(安堵のため息)

まあ踏切以上の段差などいくらでもあるのでとにかく通ったルートを逆に進んで行く。

この時わかったのが夜間に自転車に乗って落とし物を探しながら走行するのは結構難しいということ。

そもそもどこで落としたのかもわからないしすでに誰かにもされている可能性もあるし見つからない前提でとにかく安全運転で探索を継続。

かといってその時に走ったすべてのルートをたどるのはちょっと非現実的と思えたので切り上げるタイミングを考えあぐねていたところ、出発して結構早い段階で遊歩道の途中にあるポールとポールの間をすり抜ける時にサイドバッグを当ててしまったことを思い出した。

そのとき通常にはない衝撃が加わっているしひょっとしたらそこに転がっている可能性が!

いくばくかの期待を持ってその場所に行ってみたが見当たらなかった。

残念ながら操作は打ち切り。

翌日翌々日はデイサービス勤務なので3日後の土曜稼働はしばらくご無沙汰だったウバッグでの出動となります。

それにしても今までふたつあったバッグが一つになってしまうととたんにひどく心細くなってしまうもので、翌日は「楽天お買い物マラソン」と「5と10の日」が重なる日だったので、優柔不断な私にしては珍しく即決で配達用のバッグを発注してしまいました。

即決、とは言ったもののアマゾンや楽天ではウーバー公式のショップよりも価格が高いし…

 

ウーバー公式ショップは英語表記だったりして分かりづらかったり送料が不明なので最終支払金額を知りたいものの次の段階へ進む唯一のボタン「check out」をタップしたら送料が計算されて総支払金額が表示されて「本当に購入しますか?Y?/N?」という流れになるのか?

それとも「注文を受け付けました。もうキャンセルできません。ちなみに送料は…」みたいにエキセントリックな仕組みになっていて結局高くついたりするのか?などと逡巡したものの結局「他のバッグを試してみたい」という結論に至りまして5センチ幅狭の非公式バッグを楽天でポチったのでした。

 

そのバッグは二日後に到着したもののその翌日の土曜日はしばらくご無沙汰だった公式ウバッグで出陣。

その前に...ひょっとしてドラレコに何かしら有用な情報が残っているかも?と軽くチェックしてみた。

とは言えリアカメラに落下の瞬間が映っていたとしてもその瞬間の映像を探し出すのは現実的でないと思いつつ幾つかのファイルを開いてみると…

夜だったこともあり街灯の明かりが時おり私と自転車の影を路面に映し出していて、

よく見ると荷台にバッグがあるかないかはその影を見れば分かるではないですか!

 

とりあえず出発時のあたりと帰宅時のあたりのファイルを開いて範囲を狭めていくと…

 

19時半あたりではバッグの影があり、そして19時40分あたりではバッグがなくなりフィックスキャッチ(専用荷台)のスッカスカな影が映し出されている状態になっていた。

しかしなぜかその約十分の間のファイルはたまたま壊れていて見れないという不思議現象…。

とはいえ範囲が特定できたのは大収穫。その捜索範囲で見つからなければあきらめもつくというもの。

 

そもそも丸2日経っているので基本的にはとっくに「あきらめモード」なワケで、

発見の可能性は低いと思いつつ一応「落ちているウォルトバッグを探索するモード」で「狩り場」へ「出勤」。

発見したとしても絶望的に汚れている可能性も考えて、一応75リッターの大型ビニール袋を携行。

 

さていよいよその範囲にさしかかったが、そこは中央分離帯のある片側二車線のそこそこ広い道路。

反対車線を探索しながらの走行はなかなかにデンジャラス!

探索範囲も後半にさしかかろうと言う頃、反対車線の植込みが途切れたところに水色の塊を発見!

道路を渡って近づいて確認してみるとウォルトバッグであることは間違いないし、ロゴかくしテープの貼り方からも私のバッグで間違いない。感無量~!(大げさか)

 

一応、というかかなり人目が気になるのでさっさと回収して裏通りに入って状態を確認しようと思ったものの、まずは現場の写真を撮影。案の定後になってどっちの面が下になっていたのかすっかり忘れていましたが写真を見たら接地面がどこだったのか分かりました。(後で念入り洗うために!)

 

とりあえず目視で確認してみても目立った汚れはないようだ。

放置されていたであろう2日間は雨も降らず晴天だったことが大きいのだろう。

見た目はキレイではあるが、このまま稼働に使用するのは気が引ける…というか 使う立場として気持ちが悪いので一度洗ってから使うとして…

本日の稼働用に持ってきたウバッグを「荷台固定」から「背負い」にチェンジして、回収したウォルトバッグを背負いのバッグとのクリアランスの都合があるので、荷台の後方に少しずらして固定。

 

このまま普通に日中稼働に行ってしまおうかと思ったものの...

キツい。いろいろとキツい。

スペース的にもキツいし周囲からの視線もキツい(被害妄想)。

 

一度帰ってウォルトバッグを下ろして出直そう…

と思ったところでウーバーリクエスト受信!

しかも単発で1000円オーバーの高額案件だ…行くしか!

 

リクエストのあった「すき家」に急行。

しかし…バッグを背負っての走行は本当に久しぶりだな。

うわー、目視での後方確認がやりづらい!

牛丼をピックしてからも…うわー、乗車姿勢が制限された状態での走行がこんなにキツいとは~!

 

結局「背負い」は止めにしてウバッグを背中側(荷台前方)に、ウォルトバッグを荷台後方に積む布陣に変更(フィックスキャッチの形状には収まっていないが仕方ない)。

荷台用ゴム紐の予備が役に立った~!

 

自転車でフルサイズのフーデリバックを二つ積んでるって、見た目はおそらく「ガチ勢」ならぬ「ガチガチ勢」で相当イタイ感じだろうが、仕方ない。

 

単なる偶然で、ある意味被害妄想なのだろうが「帰りたい」と思った時に限って

ここのところほぼ注文入らない家の近くエリアなのに立て続けにリクエストが入る〜!

 

いい具合に帰宅方向の案件が飛んできたのでその完了後、そのまま帰宅。

 

さて帰ってきたウォルトバッグ…見た目はきれいだが丸2日の間に何が起こったかわからないのでベランダで丁寧に清拭。

 

仕上げに除菌消臭スプレーをたっぷりかけて天日干し。

 

これがきっかけでしばらくはバッグを使うことになりそうです。